金額ではなく自分で稼いでいると実感できることが大事

学校を出てすぐに就職し、ずっと働き続けているという人は、改めて自分で稼ぐという意識を持つことはないかもしれません。勤めること=稼ぐことなわけですから、稼ぐのは自分なのだし、いちいち言うことでもないと思うのではないでしょうか。
しかし、専業主婦の期間が長かったり、病気やそのほかの理由でちゃんと就職できなかったりした人は、収入を得ることができるとその嬉しさもひとしおなのです。
この場合、普通に会社に勤めるよりは在宅での仕事のほうが自分で稼ぐ実感が湧きやすいと思います。雇われて働くのはすべて会社でやってくれる分、楽ではあります。時給いくらで何時間働けば○円とはっきり出ます。
在宅ワークだと時間の使い方、仕事と私的の分け方、収入の増やし方、確定申告に至るまで自分でやらなくてはいけません。面倒ではありますが、しかしそれも自分が稼いでいるのだという醍醐味の一つと考えられないこともありません。
在宅ワークなどフリーの立場で働くようになると、どうしてもこれからのことを真剣に考えざるを得なくなります。すぐに会社勤めと同じ程度の収入を得られる人はごく少数でしょうから、まずは人並(どのくらいを標準と考えるのかという問題はありますが)程度をどのように稼ぐかという壁にぶち当たるのです。独自の技術のある人はともかく、何もない人は何を習得し、そこからどのように仕事を増やしていくか、試行錯誤の毎日を送ることになります。IT機器の進歩について行かなければいけませんし、自宅に引きこもっていないで人との交流も大事にする必要があるでしょう。幅広い視野を持ち、面倒くさがらない腰の軽さを持った人でなくてはいけません。計画性や自律性に富んだ人でないと、社会の変化に取り残されることにもなりかねません。
こんな風に見てくると、フリーで働く方法はとんでもなくしんどい働き方であるというイメージになってしまいますね。しかしそれでもいい面はあるのです。基本は自分の好きなことを仕事にできるということ、仕事をする時間や量を自分で決められるということ、会社のために滅私奉公を求められることはないこと(今ではこんな会社はもうないかもしれませんが)、そしてやる気とアイデアに満ちた人なら、好きなように仕事の幅を広げていろんなことに手を出すことも可能です。そして定年もありません。
いいことばかりではなく大変さもつきまといますが、自分で稼ぐというのは自分自身の人生を切り開いていく働き方であるとも言えます。

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